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イケてない上司に復讐する方法

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仕事ですからイケてない上司っているわけなんですよ。イケてないの定義は色々と異なりますが、このブログでも、たぶん度々登場します。

で、その上司に復讐してやると思う部下の人っていると思うんですが、実は復讐をすること自体は悪いことではないんです。ただ、復讐のやり方が重要なんですよ。

 

有名な話なので、ご存知の方も多いと思うのですが、ニコラ・テスラエジソンの会社で働いていた時のエピソードとかが非常に参考になります。

エジソンとテスラの畜生エピソードは調べてれば沢山あると思うのですが、有名なエピソードのうち、直流電流か交流電流かでもめるエピソードがあるんですよね。

エジソンの会社で働いていたテスラと社長であるエジソンとで、一般家庭への送電を直流・交流のどちらにするか?でエジソンと意見が対立していました。

で、結局、直流に固執するエジソンをテスラは見限って出ていくんですよね。

エジソンは交流は危険だ!と動物を感電死させたりしてネガティブキャンペーンをするのですが、ここで、逆にテスラは交流は安全!本を読んでも大丈夫!という有名な写真を発表したりします。


動物感電死系のエピソードはかなり強烈ですね。

で、ここで現実に戻ります。もし貴方がエジソンの会社で働いていて、貴方がテスラならば直流でGO!という上司に対して、どういう対応を取るのが正解でしょう?

もし、送電のやり方が、エジソンが言うままに直流だったら、世界の技術の進歩に少なくない影響が出ていたのでは?と思います。

※畜生エピソードを列挙するとサイテーだなエジソン!という話になってしまうのですが、最近は直流のほうがいい場合もあるというデータも出てきているなどなど、やはりエジソンも偉大な人物ではあります。

ここで重要なのは、上司と意見の対立があったとしても、考えるべきはユーザーファーストであるということです。

もし、テスラがエジソンいけてねーなーと思ってエジソンのミスを放置していたら、一番被害を被るのはユーザーなんですよね。電流でコロコロされた動物さんも可哀そうですが。

そのため、もし、イケてない上司に復讐したいなぁと思ったら徹頭徹尾ユーザーファーストであることが重要になります。

テスラはエジソンの事を相当ムカついていたと思いますが、採用したアクションはエジソンへの復讐ではなく、ユーザーへの貢献です。

人間ですから、上司に痛い目にあわせたい、という感情は理解できます。しかし、そんな時ことユーザーや社会のために一番良いという行動は何なのだろうか?というビジネスの本質に基づいた行動をすることが大切だと思います。というお話でございました。